黒毛和牛について
黒毛和牛は高級肉として有名ですが、どういったものが「黒毛和牛」と呼ばれるかご存知でしょうか。
スーパーで「国産牛」と表示されているものの多くはホルスタインなどの乳用種か、乳用種と肉用種を交雑させた交雑種であることがほとんどです。
実は、日本全国に十数%程しか「黒毛和牛」は流通していないのです。
ここでは、牛の種類の違いや、「国産牛」と「和牛」の違い、黒毛和牛の魅力についてご紹介していきます。
黒毛和牛について詳しく知ったうえでお召し上がりいただくことで、また違った感覚で黒毛和牛をお楽しみいただけると思います。
流通しているほとんどの牛肉が輸入牛
市場に出回っている牛肉は「輸入牛」「国産牛」「和牛」の3種類に分類することができます。
日本で流通している牛肉の構成は以下の通り。
輸入牛・・・65%
国産牛・・・19%
和牛・・・16%
輸入牛とはその名の通り、日本国外で肥育された牛を称します。
アメリカとオーストラリアが大半を占めております。
和牛と国産牛は同じではない
「国産牛」と「和牛」の違いはどこにあるのでしょうか。
外国の品種の牛でも、外国で生まれ育った牛でも、日本で育った期間の方が長ければ「国産牛」になります。
一方、生粋の和種だけが「和牛」と名乗ることができるのです。
- 国産牛:日本で育った期間の方が長い牛
- 和牛:日本で生まれ、日本で育った牛
スーパーで「国産牛」と表示されているものの多くは「和牛」ではなく、ホルスタイン種や交雑種である可能性が高いです。
黒毛和牛とは
では、いったい「黒毛和牛」とはどの牛のことを指すのでしょうか。
和牛(日本で生まれ、日本で育った牛)には黒毛和種、無角和種、日本短角種、褐毛和種の4品種あります。
黒毛和種のことを世間一般に「黒毛和牛」と呼んでいます。
黒毛和種(黒毛和牛)は食肉の生産を目的として育てられている 肉用牛 です。
和牛の95%が黒毛和種(黒毛和牛)なので、和牛といえば「黒毛和牛」である可能性が非常に高いです。
黒毛和牛の魅力
食肉牛として追求された至高の牛として育てられているだけあって、肉質はキメ細かく、ほどよく締まった赤身が柔らかで、口の中に入れるととろけるような食感です。
「霜降り」と言われるサシ(脂肪)は非常に評価が高く、和牛4種の中で一番小柄で一番脂肪が多いとされています。
黒毛和牛は輸入牛も合わせた全体の、ごく僅かしか流通していません。
つまり、美味しいだけでなく、存在自体が希少なため、価格が高くなりやすく特別な牛として扱われているのです。
当店では、姫路食肉市場と群馬食肉市場のセリ会場を保有しており、全国からさらに厳選した黒毛和牛だけを厳選しております。
キングミートについて
一貫生産体制
当店は全国数か所の食肉卸売市場の買参権(セリ購買権利)を所有しています。現地で枝肉の状態を確認し黒毛和牛を一頭単位でセリ購買し、自社経営の卸売事業・小売事業・飲食事業の一貫生産体制があるからこそ低価格かつ高品質での黒毛和牛の販売を可能にしています。
神戸牛へのこだわり
特に神戸牛に関しては世界一厳しい基準を設けており、最高峰の黒毛和牛である事は間違いありません。
神戸牛は創業時からの取り扱いがあり特に思い入れのあるブランド牛で、生産者の特徴や長所を把握した上で生産者を厳選し、セリ会場で状態を確認し一頭買しております。
最新の自社食肉加工場
2022年に新しく出来た、最新の衛星管理が整った神戸市にある本社加工場で自社処理する事で、安全かつ鮮度が抜群の黒毛和牛を全国のお客様にお届けする事ができます。
直営店飲食店のご紹介
大阪市内で2店舗の焼肉店を直営で運営しております。一貫生産でキングミートと同じ 神戸牛と全国の選ばれた黒毛和牛の両方がお楽しみ頂ける焼肉店です